講師紹介
木村 剛
現役高校教師
現在、高校で理科を教えています。
「地学・生物・化学・物理」なんでも教えられます。
この夏、オンラインだからこそできる
体験をしてみませんか?
TEL:0120-934-283
講師に直接インタビュー
インタビューの様子:https://www.youtube.com/watch?v=n54_ycI9vqw
木村先生は、物理の先生ってお伺いしたんですが…。
物理というか…。
物理より地学がメインだったりするんですけど。
そうなんですか?
中学校的には2分野っていう世界なので。
はい、はい。
「生物」と「地学」っていうカテゴライズの方が…。
先ほどの櫛田先生の専門である宇宙も物理の分野なんですけど、
力学も物理ですし。
はい。
「高校の物理」というのと、世の中でいう「物理」の差が、なかなか難しいと思うんですけれども。
僕はどちらかというと、「生物・地学」を得意とはしています。
「生物・地学」を得意とはしています…。
格好いいですねぇ…。
いちおうグランドスラム達成しているので…。
それ、なんですか?
「物理・化学・生物・地学」ぜんぶ教えているという…。
それを、教育現場では「グランドスラム」っていうんですか?
いや、僕がね(笑)
そんな言葉があるなんて、初めて知りました。
けっこう、「化学嫌いだから…」みたいな人や、「物理はムリ」っていう人がいるんです。
でも、僕はなんでもできます…みたいな。
かっこういい…!
その木村先生が、鶏の解体をしてくれるんですよね?
はい。
授業内容を確認するミーティングで、議場が沸きましたよね…。
沸きましたね。
鶏肉? 解体?
授業内容を告知している「koedo」では、こう書いてあります。
「子どもが大好きなメニューの定番、唐揚げ。ところで、唐揚げは鶏肉から作りますが、鶏肉のどの部分が使われているのかご存じでしょうか?どのようにお肉が解体されるのかは?」
これ、知らないですよね。
だって、スーパーに行くと唐揚げ用のお肉が売っていて。それを買うから。
それがどの部位かなんていうのは、実は僕も知りません…。
もう切ってあるのが売っていますもんね。
これ、どこから…。
授業、どんなふうにやるんですか?
お品書きを作ろうと思っていて。
お品書き?
「どれからいきますか?」みたいな感じで…。
「じゃぁ、ちょっと卵の話からいきますか?」みたいな感じで。
はい。
「卵ってなにか分かります?」みたいな話もありますし。
全部。卵から始まってお肉までっていう話をすると、面白いのかなって思っていて。
うん、うん。
僕、最初は定時制高校に勤めていたんです。
はい。
その子たち相手に、毎回、実験・観察を中心に授業を行ったんです。
いろんなものを観察しましょう…って。
そのなかで、最終的にお魚だったりとか、もうちょっと大きくなってニワトリまでって。
それって、すごく大事なことで。
そういう部分を、少し知っていてほしいなっていうのがあるんです。
はい。
先日、知り合いの養鶏場の方まで行ってきました。
養鶏場へ?
はい。養鶏場へ。
この授業のために?
授業のためにも含めて…。
そうですね。授業のために、少しネタを仕入れて。
現状を。最新情報を知るために、ちょっと行ってきました。
ちょっと待ってください。
鶏肉の解体の最新情報なんてあるんですか?
ある、ある。
え? ぜんぜん分かりません。
どんなことですか?
授業の前に、ちょっとだけ教えてください!!
これねぇ。どうしようかな。どれがいいかなぁ…。
たとえば、一般的に鶏肉って生後何日くらいだと思います?
え、何日…?
そんなに幼いんですか??
大人のニワトリを食べているんだと思っていました。
いや、それがですね…。
ちなみに、卵は何日でヒヨコになるのか知っていますか?
ぜんぜん分かりません…。30日くらい?
違います。
惜しいですか?
ヒヨコになるのは21日です。
へぇ…。
21日、温めていたらヒヨコになるんだ…。
なります。
バラエティー番組で芸人が卵を孵らせるっていう番組がありますけど、あれも21日。3週間くらい40℃くらいで温めるといいんです。
するとヒヨコになる。
で、そのヒヨコが、どれくらいで出荷されるようになるかと言うと…。
はい。
実は45日なんです。
えー!! そんなに早いんですか?
そうなんです。
じゃぁ、普段、食べている鶏肉は生後45日くらいの?
そう。それくらいです。
へぇ…。初めてしりました。
そんな話を交えて。
どうやって解体していくんですか?
プロの方が解体しているのを、ちょっと見学させてもらって。
さすがに加工場は衛生上、あまり僕らは触れないので。
プロの方は、アンコウの吊るし切りですね。
1つ質問なんですけど。
今回、授業の当日(8月10日)、Perfect Online Voiceから配信するんですけど、そこで鶏肉を解体するんですよね?
そうです。
場所、あるかな…。
なんだったら、吊るしてある鶏肉を庭瀬さんが持って、それを僕が切っていきます。
え? 僕が持っているんですか?
それも、あるんじゃないかと(笑)
今日も、ワンオペで一人で配信しているんですけど…。
当日は僕、鶏肉持ちながら配信するんですか?
そう。吊るし切りっていうパターン。
でもなぁ。ちょっと難しいかなぁ…。
すごいなぁ。
正直、僕たちがフタをしている部分じゃないですか。
はい、はい。
スーパーに行ったら、食べる直前のお肉、もう解体されているお肉を見ているので。
ニワトリの命をいただいている…っていうことに、気が付いていない子どもたちもいる気がするんです。
はい。
僕たち大人も、お肉を買うときに、そこまで思いを馳せられているかというと…。
正直、毎回、そう思っているとは言えないと思うんです、やっぱり。
そうですね。
僕も、そこまでパッと思っていないと思います。
ですよね…。
なので、すごい「気づき」の授業になりそうです。
そうですね。
そう思っていただけたら、一番いいなと思っています。
すごく、なると思います。
コメントがいくつか届いていまして…。
たぶん、卵からヒヨコが生まれるまでに何日かかるかとか、ヒヨコが出荷するまでに何日かっていうところだと思うんですけど、「えー」ってコメントが来ています。
たぶん、みんな知らないんんだと思います。
たぶん、知らないでしょうね…。
あとはですね。
「ほんとう、食べ物をムダにしてはいけないですよね」っていうコメントが届いています。
あとは、「身近なものだけど、意外と知らない世界。新たな視点をいただけそうな講義」っていうのも届いています。
期待が膨らんでいますよ!
いや、ハードル上げないでください(笑)
すごい難しい切り口の話を、現役の高校の先生に担当していただけるというのは本当に楽しみです。
これまでも、10年くらい年度末のときなどにエクストラで、実際に興味のある子を対象に。
時間もかかるんですけど。
3時間くらいかけて「唐揚げまで作る」っていう授業をしたことがあるんですけど。
その子たちの「気づき」だとか「反応」は、やっぱり抜群なんですね。
最後は「おいしく食べる」っていうのが、すごく大事で。
うん。
そこまでやれたっていうのが、自分の中でよかったって思っていたことなので。
せっかくの機会なので、やれればな…と思っています。
最後に、授業を受けてくださる方に、なにかひと言お願いします。
「鶏肉はなんの肉か」っていうのを、実際に学べるということ。
その背景にあることも含めて知ることによって、普段のなんていうのかな…。
日本の食料事情なども派生してくるということを、少し垣間見えればいいなと思っています。
ぜひ、楽しみにしてほしいと思います。
よろしくお願いします。
8月10日、午後3時からの授業です。
みなさん、お楽しみに!!
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