鶏肉ってなんの肉？　
～鶏から鶏肉へ、そして唐揚げまで～

物理というか…。
物理より地学がメインだったりするんですけど。

中学校的には２分野っていう世界なので。

「生物」と「地学」っていうカテゴライズの方が…。

先ほどの櫛田先生の専門である宇宙も物理の分野なんですけど、
力学も物理ですし。

「高校の物理」というのと、世の中でいう「物理」の差が、なかなか難しいと思うんですけれども。

僕はどちらかというと、「生物・地学」を得意とはしています。

いちおうグランドスラム達成しているので…。

「物理・化学・生物・地学」ぜんぶ教えているという…。

いや、僕がね（笑）

けっこう、「化学嫌いだから…」みたいな人や、「物理はムリ」っていう人がいるんです。

でも、僕はなんでもできます…みたいな。

はい。

沸きましたね。

もう切ってあるのが売っていますもんね。

お品書きを作ろうと思っていて。

「どれからいきますか？」みたいな感じで…。

「じゃぁ、ちょっと卵の話からいきますか？」みたいな感じで。

「卵ってなにか分かります？」みたいな話もありますし。

全部。卵から始まってお肉までっていう話をすると、面白いのかなって思っていて。

僕、最初は定時制高校に勤めていたんです。

その子たち相手に、毎回、実験・観察を中心に授業を行ったんです。

いろんなものを観察しましょう…って。

そのなかで、最終的にお魚だったりとか、もうちょっと大きくなってニワトリまでって。

それって、すごく大事なことで。
そういう部分を、少し知っていてほしいなっていうのがあるんです。

先日、知り合いの養鶏場の方まで行ってきました。

はい。養鶏場へ。

授業のためにも含めて…。

そうですね。授業のために、少しネタを仕入れて。

現状を。最新情報を知るために、ちょっと行ってきました。

ある、ある。

これねぇ。どうしようかな。どれがいいかなぁ…。

たとえば、一般的に鶏肉って生後何日くらいだと思います？

いや、それがですね…。

ちなみに、卵は何日でヒヨコになるのか知っていますか？

違います。

ヒヨコになるのは21日です。

なります。

バラエティー番組で芸人が卵を孵らせるっていう番組がありますけど、あれも21日。３週間くらい40℃くらいで温めるといいんです。

するとヒヨコになる。

で、そのヒヨコが、どれくらいで出荷されるようになるかと言うと…。

実は45日なんです。

そうなんです。

そう。それくらいです。

そんな話を交えて。

プロの方が解体しているのを、ちょっと見学させてもらって。

さすがに加工場は衛生上、あまり僕らは触れないので。

プロの方は、アンコウの吊るし切りですね。

そうです。

なんだったら、吊るしてある鶏肉を庭瀬さんが持って、それを僕が切っていきます。

それも、あるんじゃないかと（笑）

そう。吊るし切りっていうパターン。

でもなぁ。ちょっと難しいかなぁ…。

はい、はい。

はい。

そうですね。

僕も、そこまでパッと思っていないと思います。

そうですね。

そう思っていただけたら、一番いいなと思っています。

たぶん、知らないでしょうね…。

いや、ハードル上げないでください（笑）

これまでも、10年くらい年度末のときなどにエクストラで、実際に興味のある子を対象に。

時間もかかるんですけど。
３時間くらいかけて「唐揚げまで作る」っていう授業をしたことがあるんですけど。

その子たちの「気づき」だとか「反応」は、やっぱり抜群なんですね。

最後は「おいしく食べる」っていうのが、すごく大事で。

そこまでやれたっていうのが、自分の中でよかったって思っていたことなので。

せっかくの機会なので、やれればな…と思っています。

「鶏肉はなんの肉か」っていうのを、実際に学べるということ。
その背景にあることも含めて知ることによって、普段のなんていうのかな…。

日本の食料事情なども派生してくるということを、少し垣間見えればいいなと思っています。

ぜひ、楽しみにしてほしいと思います。
よろしくお願いします。